負けず嫌いの子供たちと折り合いのつけ方に苦労…
気性難の我が子たち
僕は競馬好きなのですが、競馬の世界には『折り合いをつける』という言葉があります。
気性の激しい馬は騎手が抑制しないとどんどん暴走してオーバーペースになるので騎手がしっかりコントロールして馬を気分よく走らせることなのですが、こういう馬は負けん気が強いタイプの馬に多いです。
話を我が家に戻して、長男くんが4歳くらいの時に、次男くんが今(もうすぐ4歳)ちょうど気性のコントロールが難しい時になってて、親としては『折り合いをつける』のに難しい時期です。
長男くんが4歳の時、ちょうどゲームに興味が出始めたころだったのですが、ゲームに負けると泣いたり怒ってものに八つ当たりしたり、めちゃくちゃ負けず嫌いでした。次男もそんな感じ。どうしても長男くんと遊びにつれていった時、二人で勝負すると次男くんは負けてしまい泣いてしまう…二人がwin-winになる方法がないかなぁといつも頭を悩ませてしまいます…
長男くんに関しては僕が悪かったというか、僕は幼稚園とかで駆けっこ競争とかがあった時に常に
「ほかの子に負けたらあかん、テッペン取らなあかんねん」
と言ってしまったから必要以上に『負け=悪いこと』と刷り込まれてしまったのかなぁと…
救いはディズニー
そんな中、助けられたのがディズニーアニメでした。
ちょうど昨年の休園によるステイホーム中にたまたま観た『ディズニージュニアチャンネル』。これが子供たちのウケがよく、今までの仮面ライダーオンリーからまたディズニーに戻してくれました!
仮面ライダーをディスってるわけではなく、あれもエンターテイメントとしては素晴らしいのですが、勝ち負け要素が強く、闘って勝った方が正義(最終的に主人公が勝つので当然そうなる)って感じになって僕はあまり何も感じませんでした。
ディズニーは流石というかアニメの中にも教育がしっかりと入っています。(全部が全部じゃないですけどね…)
僕がその中でもよかったと思ったのが『マペットベビー』です。
6人のマペットの学校(?)での日常を描いた作品なのですが、話の内容が友達と協力したり、助け合いながら問題を解決していく感じなので子供にはとてもいい話が多いなぁと一緒に観てて感じました。『おさるのジョージ』なんかもそうですね。日本にもあるんでしょうがアメリカのアニメはその辺の幼児アニメはすごく良くできてますね。人気があるのも頷けます。
負けず嫌いか協調重視かどちらに育てていくべきか…
折り合いが難しい
ディズニーを経て長男くんはだいぶ落ち着いたというか気性が勝ってた性格が無くなってきました。
ホッとしていたのですが、ある日幼稚園で誰が足速いか?みたいな話をすると
「〇〇くんには勝てへんけど次くらいに速いで。〇〇くんには負けるけど」
と今度は負けを認めるかのような発言。いいんだか悪いんだかって感じですね…ものごとを客観的に見れるようになったのは成長した証拠なのかなということなんでしょうけど、僕的にはそれに奮起して頑張って欲しいんですけどね…矛盾したこといってますけど、この辺の折り合いが本当に難しい。
相手を思いやる気持ち
今、教育の中で競争させないみたいな流れがあるかと思うのですが、どうせ社会に出たら競争させられるんだから…みたいな矛盾した感じになってますよね。
将来を考えると競争意識をつけるのは大切だと思うんです。ただ、そこに相手に対する思いやりを持つように教えてあげないといけないと思います。
よく格闘家とか試合前は煽りもあって相手のことボロクソに言ってますけどあれも相手のことをリスペクトしてるのもあるんです(そうでない人もいますが笑)ラグビーなんかでも試合中はガシガシやってるのに試合が終わればノーサードになってお互い称えあう。そういったことを幼少期から学ばせないといけないなぁと思いますね。
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