先日、ホリエモンこと堀江貴文さんが公文式について発言されてて賛否両論が起こっています。まぁ、この人の発言の賛否両論については今に始まったことではないですが…笑
学習教材は意味がないのか?
僕はホリエモン信者でもなんでもないのですが、この人の言ってることは結構的を得ていることは多いように思います。今回の件の「計算処理はAIがやってくれるのに子供を計算機にしてどうするの?」とかまさにその通りかなと。これは僕も学生時代から思っていたことです。計算機あるやん、て。
では学習教材は全く意味がないのか?と言われるとそうとも言い切れないかなとも思います。
物事の本質を見抜く力
この動画でもホリエモンが言ってるように、単に機械的にテクニックを覚えるのではなく、なぜこうなるのか?という
『理論』をわかるようにさせることが重要で、ただ教材の問題をひたすら解かせて覚えた気になってしまうのが良くないということです。
僕も子供の頃、親から「丸暗記ばっかりして内容を理解してへんな」とよく言われました。あの時は反抗期だったこともあり意味もなく反抗してましたが(笑)全くもっていう通りでした。物事の本質を理解しきれてないから基礎問題は解けても応用になると躓く…特に数学はそんな感じでしたね。
一方で受験にはテクニックも必要
しかし一方で制限された時間の中で合格点を取らなきゃいけない受験ではテクニックがいるのも事実な訳です。『ドラゴン桜』で数学の柳先生が数の暗黙知と言って反射的に答えが出るようになるまでひたすら解かせることをやっていたのもそういった側面があるからだと思います。
公文式はじめ教育商材はそのためのツールなのかなとも思います。なので「この教材を使えば親は何もしなくても学べます!」という謳い文句は注意が必要です笑
結局教える順番
しかし、間違えてはいけないのは教える順番です。いくら早く解けても本質を理解していないとちょっと難しい問題が出たらすぐギブアップしてしまいます。
僕も子供に計算を教える時に時間を割いたのは『掛け算の意味』や『繰り上がり、繰り下がりの計算がなぜそうなるか』です。自分で動画を作ってYouTubeにアップしたりものを使って説明したりと結構時間を費やしました。お陰で根本的な部分は理解してくれましたし、ここは幼児や低学年なら親が関与してあげてもいいかなと思いますね。
結局は子供次第
とは言え、やはりお子さんに合った勉強の進め方が一番ですね笑
親は子供が学べる環境をしっかり作ってあげることが1番の役割だと思うので、子供が好奇心を持って取り組めるように持っていけるか、そこが一番でそれが公文式であればそれでもいいのかなぁと。
この動画のコメントとかヤフコメとか見てても『賛』か『否』が多くて、そんな極端な話でも無いのになぁと感じましたね。
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