うちの長男と次男は年中くらいからピアノを始めている。僕はあまりレッスンには参加せず、年に2,3回ある発表会を観にいくくらい。ピアノでの問題点は家庭での練習する/しない論争である。
ピアノに限らず習い事なんて日々練習しないと上達しないと思うんですが、どうもやりたがらない。
「練習=強制」
という双方にとってよくない状況になっている。
勉強もスポーツもピアノも親が強制的にさせるのは一番良くないということは分かってて、「好きこそものの上手なれ」というようにどうやったら子供がそれを好きになってくれるのか?が特に子供の頃の教育としては大切だし、そう持っていくのが親の役割だと思う。
ただ、僕がピアノをあまり出来ない(一応習ってたんですがね…苦笑)のとレッスンも妻任せにしてたこともあり、子供らにピアノに関しては「やっときやー」と人ごとのようなことしか言ってこなかった…そんなこと言われてもやる気なんて出ないですよね。。
辞める騒動
長男は結構音楽のセンスはある方だと思う。なんでやる気を起こせば上達するのにと思うんですが中々ピアノの前に行かない…
で、昨日ついに辞めたい発言。。ちょうど盆前から次男が体調を崩してそれに妻が付きっきりになったこともありピアノの練習を中断していた。なので昨日がちょうど1週間強ぶり練習となったわけです(盆期間ピアノ教室も休み)
1週間も空いてるともちろん上手く弾けるわけもなく、ここまで文句言いながらも結果は出してきたけど今回は思ってる以上に弾けない自分にイラついてだろうか本当に辞める、と…
真意はどこか?
嫌なことを無理やりさせるのは本人にとっても良くないし、辞めさせようと思っていたのですが僕なりに思ったことを本人に伝えた。その上、じゃあ練習方法を変えてみようか?と提案したところ長男は応じてくれて練習を再開。出来なかったところも弾けるようになり続けると言ってくれた。
あのとき、辞めると言われて二つ返事で「わかった」と言わなくて良かった。辞めると言われた時はショックでしばらく何も手につかなかったしw
子供も大人も何かしら辞めるという時は真意は他にあります。僕も仕事で部下や従業員からこの手の話は何度も聞いてきた。大体、それまでの態度とか経緯を見てるとそれがその発言が本音が何なのかは分かる。
今回はやはり単純に「ある部分が弾けない」それが辞めたい理由でした。それに加えて1週間空いたことによるモチベーションの低下。人は習慣でやってたことをしばらく止めると中々戻れないですからね。特に子供となるといきなり以前の練習量をしろといってもそりゃ根を上げますよね
大人も子供も同じ
僕は特別すごいモチベーターでもないし、これまでもたまたま上手く対応できてきただけなのですが、今回改めて思ったことは子供だからと上から言っても子供は動かないということと、巷でよく言われてる「褒めて伸ばす」ってのもあまり意味がないということ。大切なのは子どもでも大人でもその発言の真意を理解してボトルネックとなってる部分を一緒に解消してあげることということ。そこまでやってそれでダメなら諦める。
とはいえ、今後もどうなるか分からないのも事実。今日、すぐに「やっぱ辞める」ということもあるでしょうしそれが1週間後、1ヶ月後になるかもしれない。それでもその都度、キチンと話を聴いてあげていこうとは思います。
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